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こねないパン、作ってみた

2024年11月25日

こねないパン、作ってみた

「甘くて辛くて酸っぱい」担当のえすおです。
第7話で酢谷が作っていたオーバーナイト法で作るこねないパン。本当に自宅で簡単にパンが作れるのか…?
試してみました!

パン生地の材料はこちら。

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強力粉:200g
ドライイースト:1g
水:160g
塩:4g
砂糖:5g
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プラスαでお好みの具材(ベーコン、チーズなど)

こねないパン、作ってみた

人生初のドライイースト購入!

小麦粉と塩は元々あったので、強力粉とドライイーストだけ買いました。
ドライイースト、意外と安いんですね。200円くらいでした。

まずはドライイーストを30度くらいのお湯で溶かしていきます。
ボウルに入れて、中のぬるま湯を3分ほど回してかき混ぜました。

次に強力粉、塩、砂糖を投入!
生地、めっちゃ粘つきます。ビニール手袋してかき混ぜたのですが、ビニール手袋が生地に持ってかれて使い物にならなくなり、最後は手でこねました…
ちょっとだけ水つけて素手でこねるのをおすすめします。

5分くらい混ぜてある程度まとまったら、ボウルに濡れたキッチンペーパーをかぶせて40分寝かせます。

その後、生地を5回くらい叩いて丸めて、再び濡れたキッチンペーパーをかぶせて20分……。
パン作りは人生。待つのがね、大事なんですよ(素人)

こねないパン、作ってみた

今日の待ち時間のお供は、カクテルと科学について書かれた書籍「ザ・ミクソロジーカクテル創作のメソッドとテクニック」(柴田書店・刊)

その後もう一度、生地を5回くらい叩いて丸めて、↓の写真くらいツヤが出たら今日の準備はおしまい!
冷蔵庫で一晩寝かせます。

こねないパン、作ってみた

すでにいい匂い!

15時間ほど寝かせて、生地のサイズが前日より2倍くらいに膨らんでいたらいいそうです。
担当はとりあえず18時間くらい寝かせて、それでも気持ち小さかったので、リビングの常温でさらに1時間置きました。

(…写真は撮り忘れてしまったので許してください)

しっかり膨らんだのを確認したら、生地を等分にして丸めていきます。今回は、5等分にしてみました。まな板に強力粉をつけて、手にも強力粉をふりかけて手に生地がつかないようにしながら丸めていきました。

等分にしたら、キッチンペーパーをかけて20分おやすみ。

こねないパン、作ってみた

一晩寝かせた生地は愛着が湧きますし、丸くて可愛いですね!

20分経ったらいざ成形!

生地を伸ばす棒には、サランラップの芯を代用しました。
強力粉をつけすぎたせいか生地がなかなか伸びてくれず、ちょっと焦りました…。生地は、まな板にちょっと張り付くくらいの粘度があったほうがいいかもしれません。

大きさは縦にハーフベーコンが2枚くらい入るサイズ、横はハーフベーコンを包めるくらいのサイズです。

こねないパン、作ってみた

伸ばし中の生地。本当はもう少しツヤがあるといいっぽい。

こねないパン、作ってみた

ベーコンとチーズを入れ、くるんでいきます。
ここでようやくパンの形が! すごい!

こねないパン、作ってみた
こねないパン、作ってみた

写真のパンで一個だけ太っちょがいるのは、担当がベーコンに加えてウインナーを包んだからです…強欲め…

成形できたら、キッチンペーパーをかけて20分おやすみ。

最後にパンの表面に「クープ」と呼ばれる切れ込みを入れていきます。
パン生地を膨らませやすくする意味と、中まで火を通しやすくする意味があるそうです。

オーブントースターを予熱し、230度で15分焼きます。

出来上がったのがこちら!

すごい! 本当にパンになってる!!(直前まで疑ってた)

お昼に食べようと思っていたのですが予想より待ち時間が多く、夕方前になってしまったので今回は白ワインとペアリング。なんだこれ、最高か?
味も完全なパン屋さんの味! 自分で作った分、喜びもひとしおです。何よりワインに合う。

時間はかかりますが、待ってる間は読書でもしつつ、優雅にまったり過ごす休日もまた乙なもの。
みなさんもぜひ作ってみてくださいね。

こねないパン、作ってみた