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漫画で知る「戦争と日本」ー壮絶! 特攻篇ー

水木しげる

漫画で知る「戦争と日本」ー壮絶! 特攻篇ー

8月17日までの限定公開。
全電子書店で水木しげる『漫画で知る「戦争と日本」』シリーズは半額で販売中です。

戦争は人間を悪魔にする。

1945年8月15日に終結したアジア・太平洋戦争での日本人戦没者310万人。
その91%は1944年〜1945年8月15日の間に亡くなっています。
敗北が決定的であったにも関わらず、日本はどうして戦争を続けていったのでしょうか。

そこにあった国力を無視した誤った戦争指導、補給を軽視した軍事思想、天皇という存在とその影響、日本的組織が抱えていた問題点、生き延びても敵前逃亡罪で銃殺、「処置」という名の殺害、掠奪、襲撃、最後のバンザイ突撃、大和魂…

そして、ニッポンはなぜ特攻や玉砕を決行するに至ったのか?

漫画

水木しげる

みずき・しげる

漫画家。1922年3月8日生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争で激戦地ラバウルに出征し、爆撃を受けて左腕を失う。復員後、紙芝居作家を経て漫画家に転向。1965年、「テレビくん」で貸本からメジャー誌へと発表の場を移し、同作で講談社児童まんが賞を受賞、一躍人気作家に。代表作に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『のんのんばあとオレ』『日本妖怪大全』など。『昭和史』(講談社)で1989年度の講談社漫画賞一般部門受賞。1991年紫綬褒章、2003年旭日小綬章受章、2010年には文化功労者に。海外でも受賞多数。2015年11月30日、93歳で逝去。

解説

吉田裕

よしだ・ゆたか

1954年生まれ。東京教育大学文学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。同大学大学院社会学研究科教授などを経て、2018年定年退職、一橋大学名誉教授。日本近現代軍事史、日本近現代政治史専攻。
東京大空襲・戦災資料センター館長(2019年6月~)。
主な著書 『昭和天皇の終戦史』(岩波新書、1992年)、『日本人の戦争観』(岩波書店、1995年)、『現代歴史学と戦争責任』(青木書店、1997年)、『日本の軍隊』(岩波新書、2002年)、『アジア・太平洋戦争』(岩波新書、2007年)、『兵士たちの戦後史』(岩波書店、2011年)、『現代歴史学と軍事史研究』(校倉書房、2012年)
2018年『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』(中公新書、2017年)でアジア・太平洋賞特別賞、新書大賞2019を受賞。


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