タイプB〜48時間後、致死率100%〜
原作: 永沢たかし
漫画: 若竹アビシ
主人公・酒巻修(さかまきしゅう)は新卒で入社した不動産会社で営業マンとして働いているが、仕事は思うように成果が上がらず、初恋相手の幼馴染・美鈴(みすず)とも進展しない関係が続いていて、悶々とした日々を過ごしていた。
ある日、会社の同期・桧(ひのき)に無理やり誘われた合コンに行くことになった。要領の良い桧に人数合わせとお持ち帰り援護射撃要員として都合よく使われた感がありイライラしていた合コンの帰り道──
さっきまでヘラヘラしていた桧が突然、狂暴化して周りの人間を襲いだした。
時を同じくして、日本各地で多発する「通り魔事件」「惨殺事件」。
原因は人が狂暴化するウイルスが日本に蔓延し始めたからだが、このウイルス、「B型にだけ感染する」というものだった……
#B型
#パニック
#パンデミック
#凶暴化
#血液型
原作
永沢たかし
ながさわ・たかし
1979年12月28日生まれ、秋田県出身の漫才師。相方の佐々木優介とともに、お笑いコンビ「磁石」として活動。2015年『メビウスの環』で小説家デビュー。本作で初めて漫画原作を手掛ける。
漫画
若竹アビシ
わかたけ・あびし
漫画家。『会社の奴には絶対知られたくない』(ニチブンコミックス)で商業デビュー。読み切り作品『六弦少女』が少年ジャンプ+で公開中。