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秒速5000km

マヌエレ・フィオール

秒速5000km

イタリアの肌を刺すような日差しの中二人の少年と一人の少女が恋に落ちる。
イタリア、ノルウェー、エジプトと場所を変えながら三者三様の人生が淡く交わる20年。
ヨーロッパを代表する漫画家マヌエレ・フィオールの傑作恋愛漫画、初邦訳!

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漫画

マヌエレ・フィオール

1975年、イタリア生まれ。ヴェネツィア建築大学卒業。スイスの版元アトラビルから刊行された『日曜の人びと』(2004)で商業漫画家としてデビュー。流麗な色彩が印象的な『秒速5000km』(2010) は2011年アングレーム国際漫画祭最優秀作品賞を受賞。『インタヴュー』(2013)では一転して、木炭とインクを用いたモノクロの漫画表現に挑戦。『オルセー変奏』(2015)はオルセー美術館とのコラボレーション作品。最新作は『ヒペリコン』(2022)。日本では伊坂幸太郎の絵本『クリスマスを探偵と』(2017)の絵を担当した。漫画作品の日本語訳は本書『秒速5000km』がはじめて。
撮影フェルナンド・スキアンア
©Ferdinando Scianna

マヌエレ・フィオール

翻訳

栗原俊秀

くりはら・としひで

 1983年生まれ。翻訳家。専門はイタリア文学。マヌエレ・フィオール『秒速5000km』(マガジンハウス)の翻訳者。ほか訳書に、イゴルト『ウクライナ・ノート』、ゼロカルカーレ『コバニ・コーリング』(以上、花伝社)、アンドレア・バイヤーニ『家の本』(白水社)、アントニオ・スクラーティ『小説 ムッソリーニ』(河出書房新社)など。カルミネ・アバーテ『偉大なる時のモザイク』(未知谷)で、須賀敦子翻訳賞、および、イタリア文化財・文化活動省翻訳賞を受賞。

翻訳

ディエゴ・マルティーナ

でぃえご・まるてぃーな

 1986年、イタリア生まれ。日本文学研究家、翻訳家、作家。ローマ・ラ・サピエンツァ大学東洋研究学部日本学科(日本近現代文学専門)学士課程を卒業後、日本文学を専攻、修士課程を修了。東京外国語大学、東京大学に留学。現在、東京大学他で非常勤講師を務める。翻訳家としてはマヌエレ・フィオーレ『秒速5000km』(マガジンハウス)を日本語訳。谷川俊太郎『二十億光年の孤独』と『minimal』、夏目漱石や黒田杏子の俳句集をイタリア語訳。刊行。著書に、『元カノのキスの化け物』(アートダイジェスト)、『誤読のイタリア』(光文社新書)。処女詩集『元カノのキスの化け物』は読売新聞の書評で「2018年の3冊」の一つとして歌手・一青窈に選出される。「藍生俳句会」会員として、黒田杏子に師事。

2023年6月30日 更新



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