若草同盟2巻
新田章

著名人から絶賛の嵐! 各種メディアで取り上げられる『あそびあい』『恋のツキ』作者、話題の最新作!!
『彼らと境遇が重なることはないはずなのに「これは私の話だ」だなんて読んでいました。多分これは「共感」ではないんです。どこかにいる私の話なのです。』 澤部 渡氏(スカート)
『カイロちゃんとムーくんは一見どこにでもいるような二人だけど、二人それぞれの怒りや悔しさ情けなさを持った人生を歩んできた。分かり合えない孤独さを抱えている二人のやり取りの中で、きゅんとは違う心の真ん中から泣けてくるような愛を感じる!』
谷口菜津子氏(漫画家)
『新田先生の漫画はいつも味わったことのないしんどさを与えてくれる。
全部の文字、全てのシーンがパンチラインでした。』屋敷裕政氏(ニューヨーク)
(あらすじ)
雪深い田舎町で生活保護受給世帯に育った、スーパーの店員・カイロ。
元・引きこもりで、30過ぎた今も「男社会」に馴染めない会社員・アユム。
東京で出会い、恋に落ちた二人。
結婚の準備が着々と進む中、カイロは、
アユムが会社でひどいパワハラにあっていることを知って…。
そんな折、彼女の働くスーパーの閉店が決まり、
生活費を稼ぐため、カイロは新たな道を選ぶ。
東京の狭い空の下、今日も二人は新しい一日を生きる。
著者
新田章
にった・あきら
青森県出身。アフタヌーン四季賞2005年春『メチル・ビッグバン』佳作、2006年春『フライト オブ カラーズ』準入選、2007年春『黄色い家』審査員特別賞を受賞。
2008年「マンガ・エロティクス・エフ」(太田出版)にて読み切り短編『くすりをたくさん』で商業誌デビュー。以降、「コミック・ビーム」(KADOKAWA)で短編を不定期掲載。
2012年、月刊「モーニング・ツー」にて『あそびあい』を読み切りで掲載後、大反響により2013年より本格連載開始。本作は『このマンガがすごい!2015』(宝島社)で「オトコ編」にランクイン、その他たびたび雑誌に取り上げられ話題に。
2016年、月刊「モーニング・ツー」にて連載スタートした『恋のツキ』が2018年より実写ドラマ化され、テレビ東京ほかにて放送された(現在は、Netflixにて全世界全話一挙配信中)。
著書に『パラダイス 新田章作品集』 (全1巻・KADOKAWA)『あそびあい』(全3巻)『恋のツキ』(全7巻・以上講談社)などがある。
作業のおともはラムネ。
